画面全体をひとつのグラフィックとして作成し、そのなかの各部分がボタンとして機能するというようなレイアウトに制約のない自由なレイアウト。画面のデザインに制約がないので、個性的で楽しいデザインを実現することができる。しかし、個性的であるがゆえに、一般的な Webぺージの操作方法が通用しにくいため、ユーザーはサイトごとにその使い方を発見し、理解する必要がある。したがって、つくり方によっては、使いにくいサイトになってしまう可能性がある。使いやすさというよりは、操作そのものを楽しむといったタイプのサイトに適し ている。 ビジュアル型の多くは Flash を使って作成されているため、ナビゲーションにもFlash の機能を利用してインタラクティブな効果が使われる場合が多い。通常の状態では画面全体を使ってコンテンツを 表示し、必要なときにだけナビゲーションを表示させることが 可能になる。一般的なホームページのレイアウトにおいては、そのホームページで見せたいコンテンツとナビゲーションを空間的な領域を分けることによって表現しているのに対し、このようなインタラクティブなホームページでは、コンテンツが表示される場合とナビゲーションが表示される 場合といったように、時間的に分けている。これによって、どちらもスペースを最大限に利用できるメリットが生まれる。